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マグリット展
ポンギの国立新美術館にて
"マグリット展"を観てきた。

アツい展覧会ではいつもそうだけど
作品から感じさせられることが多すぎて
観覧開始5分程で早くも顔のゾンビ化がはじまる。
展示を観終わったころには
とりあえずここに寝っころがりたいからボロきれを貸してください
と係員に懇願したい心境だった。

好きな絵は色々あるけど、いわゆるシュルレアリスム的な
イカレている方面の絵の世界観には、写実的な絵にはない
発想の部分での個性がひねくれた形で詰め込まれていて
絵のテクニック以上にそこの個性で戦っている感がすごく面白い。
無音で時間が止まってるような空気感も心地よすぎる。

もう2億回ほど言い回されていることだけど
やっぱり"実物"じゃないとダメなモノは多い。ゲイジュツ方面は特に。
会場で観て衝撃を受けた絵を、帰宅後に画集で見直したところで
実物と比べると色味もタッチも空気感もなんも詰め込むことはできていないから
この必要以上に糞便利になった糞現代でも
やっぱ実物に触れることは大事だと再認識したし
それは多分なにがどーなっても変わらないことなんだろう。

マグリットは、少年時代の母親の自殺から
第二次世界大戦でのナチスドイツ占領下のベルギーでの作品制作など
混乱の中でなにかを表現しようとし続けた人だと思う。
そういう補足的な情報から勝手な解釈で絵を見られるのは
マグちゃん自身からすると心外なのかもしれないが
絵の内側にはごっそり表れているような気がした。

会場の国立新美術館は新しい美術館のようで
初めて行ったんだけどデザインが最高にcoolだった。もはやSTARWARS。
そういう意味でも、やはりどうにかボロきれを借りて寝っころがりたかった。








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